タイ エアポートリンク(SRT)
国際通貨基金(IMF)では、マレーシア経済に関する2010年年次報告書を公表して、
マレーシアの2010年の国内総生産GDP伸び率が、およそ+6.7%近くに
大きく回復すると見ています。IMFの報告書では、
2010年のマレーシアGDP伸び率について、
2009年のマイナス1.7%からプラス6.7%に
2011年度はプラス5.3%と予測しています。
中間層の購買意欲が高く、金融政策についても、インフレを伴わないまま
成長持続するとしています。
連休に合わせて2つの不動産フェアに行って来ましたがどちらも好調でした。
特にエアポートリンク周辺の物件とシーナカリン通り(バンコク東部)の物件が目立ちました。
バンコク都内とスワンナプーム空港を結ぶタイ国鉄(SRT)空港線
(通称エアポートリンク)が8月23日から運賃の徴収を開始すると発表しています。
8月23日までは無料運行で
マッカサン駅を停車せず、朝6:00~10:00 夕方16:00~21:00まで試験的な運行をしています。
無料ですのでかなりの数のタイ人と、外国人旅行者が利用していました。
エアポートリンクは全8駅。
CITY LINE 各駅停車する普通列車が全線15バーツ、
パヤタイ駅(BTS直結)~ラチャプラロップ駅~マッカサン駅(MRT直結)~ラムカムヘン駅~
フアマーク駅~バーンタップチャーン駅~ラッカバン駅~スワンナプーム国際空港駅(計8駅)
EXPRESS LINE マッカサン駅とスワンナプーム国際空港をノンストップで結ぶ特急列車は100バーツ
マッカサン駅(MRT直結)~スワンナプーム国際空港駅「通過駅なし」
となっています。
スワンナプーム国際空港駅はスワンナプーム国際空港の地下2階にあり、
当初分かりにくかったものの、コンビニや銀行の支店、軽食、レストランなどが
次々と出来ていました。
無料運行期間だったからなのか、かなりの数の人が乗っていました。
降車駅はラムカムヘン駅、ラッカバン駅が多く降りていました。
①パヤタイ駅はBTSと連結。今後空港からの旅行者も訪問する可能性があり、
パヤタイ駅周辺はコンドミニアム開発が急ピッチで進んでいます。
大手企業の味の素、コンケンシュガー社のビルもすぐ見えます。
メジャーデベロップメント(MJD)社ではMブランドとして
Mパヤタイを販売開始しています。
②ラチャプラロップ駅
こちらは伊勢丹、プラトゥナーム市場、バイヨークスカイタワー
パンティッププラザなどが
近い場所でこれまでは渋滞の中心地でしたが、今後この駅ができることで
新しい開発も進みそうです。
③マッカサン駅はMRTと連結。地下鉄のペッブリー駅と連結します。地下道も計画されています。
この周辺ではTCCグループの建設するVilla Asokと
アジアンプロパティの建設する
また台湾系企業の開発するCircle Condo などが売れています。
こちらの地区も渋滞が発生するメインポイントです。
マッカサン駅構内では主要航空会社のスマートチェックイン設備、
バスやタクシーの乗り入れ施設、旅行者向け案内施設などが完備される予定です。
④ラムカムヘン駅
こちらはオイシ(OISHI)の本社、工業団地販売ヘマラート(HEMRJA)、携帯電話販売JAYMART(JMART)
オンラインゲーム大手アジアソフト(AS)などが入居する大型オフィスビル
があり、またモールグループが運営するザ・モールが立ち並ぶラムカムヘン通りへつながります。
大学も多数あり、地元の人が多く住む地域になります。
⑤フアマーク駅
こちらは国際競技場のフアマークスタジアムがあります。
サッカーの日本代表も国際マッチをこちらでおこなったことがあります。
⑥バーンタップチャーン駅
こちらまで来るともうバンコク郊外です。一戸建て看板などが多数見ることが多くなります。
500万バーツ~1000万バーツ台の高級一戸建てが販売されていて
車を保有する高級層がこれらの大型の一戸建てを購入しています。
⑦ラッカバン駅
ラッカバンはタイのデンソーや日野自動車がある地区です。
立体交差点などが出来るまでは大渋滞している地区でした。
スワンナプーム国際空港からもすぐの地区で沼地などが多く、
バンポー工業団地、サムットプラカーン工業団地にも近い場所になります。
⑧スワンナプーム国際空港駅
空港の地下2階にあるこちらの駅ではノボテルホテルなども近接しています。
1名100バーツと言う金額が、バンコク首都まで300バーツ~400バーツで行けることから
複数名で移動する場合はあまり大差がない金額になっています。
<1>家族4名でエアポートリンク利用した場合
100×4=400 +タクシー100 合計 500バーツ
<2>家族4名でタクシー利用した場合
300バーツ +高速代70 合計 370バーツ
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