タイ 政府貯蓄・年金ファンド(GPF)
タイの政府年金ファンドThe Government Pension Fund(GPF) は今後より
株式などへ投資していく計画を出しています。
今後増加する傾向にある退職者への十分な資金の確保を目指します。
2011年末時点の総資産額は5170億バーツ(1.5兆円)であったとしています。
2012年度で15周年を迎えます。
タイでは60歳定年制を導入していて住宅ローンも同じく60歳まで組むのが一般的です。
政府年金ファンドでは35%を株式へ振り分けていますが、これは通常の割り当てから
見ると異常に低く、2011年度末時点では68%が国債、債券類であるとしていて株式
などの割合が低いとしています。
タイのシェル石油の部長Thanasak Karnasuta氏はタイ・シェル石油の年金ファンドは
40~65%を株式へ投資しているとコメントしています。
タイでは通常40~50%が株式への投資であり、より積極的な運用ではリスクを取り
70~80%が株式市場に投資しているとしています。
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