バーツの上昇
アセアン各国で、インフラ圧力が上昇しています。
資源国のインドネシア、自動車、電機機器輸出型のタイやマレーシアなどで、国内経済が回復しつつあり、
農産物商品(コモディティ)価格や食品、畜産品の価格が上昇していて、インフレ圧力が高まっています。
結果、中央銀行の緩和的金融政策の縮小・解除圧力が強まっていて、
マレーシアは3月4日にすでに金利を上げています。
タイは1.25%を維持し、まだ利上げに踏み切っていません。
ベトナムは2009年12月に中央金利を引き上げています。
タイの通貨バーツの上昇も継続。
ティスコ証券(TISOC)は
「海外外国人投資家がより買い入れしている。
タイ政局の状況が見通ししやすくなったことが理由。
また、タイ銘柄の投資判断が引き上げられたことも大きい」としています。
この記事へのコメントはありません。