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ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

マレーシア マレーシア航空(MAS)

マレーシア航空(MAS)は2009年通年決算で、
純利益は4億9,300万リンギ、前年のおよそ2倍に拡大したと発表しています。

アズミル・ザフルディン社長兼最高経営責任者(CEO)は、2009年は厳しい1年だったと振り返り、
運営面では回復傾向が現れているが持続するかどうかは今年の経済状況に左右されるとコメントしています。
MASは2010年、経済回復に合わせて機体の新規導入や運航ネットワーク拡大を実施する方針を発表しています。
2010年末までにボーイング「737-800」3機の引き渡しを受ける見通しです。
東南アジア近隣のジャカルタ、バンコク、ホーチミン、バンガロール便を3月から増便する予定です。

マレーシアの第4四半期の国内総生産(GDP)伸び率は、
前年同期比プラス+4.5%となり、市場予想のプラス+3.3%を上回っています。
第3四半期連続のマイナス成長からプラス成長に転じ、
2009年通年のGDP伸び率は前年比マイナス―1.7%となっています。
第4四半期GDPが市場予想を上回る結果となり
マレーシア中央銀行が2010年3月に利上げするとの観測が高まっています。
ナジブ・ラザク首相は会見で、2010年は+5.0%成長も可能との見解を示しました。

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