タイユニオンフローズン(TUF)
ツナ缶最大手タイユニオンフローズン(TUF)では2011年度の決算発表が
近づいています。
タイにある水産加工業者では
1 タイユニオンフローズングループ(TUF)で700万トン/日を生産。
三菱、はごろも、日本水産などが出資関係にあります。
2 シーバリューで450万トン/日を生産。伊藤忠、いなばなどが出資関係に
あります。
3 シーパックで180万トンマルハニチロなどが出資関係にあります。
タイユニオンフローズン(TUF)の第3四半期までの業績は
売上で733億6200万バーツ 純利益で 35億5100万バーツですでに
前年度売り上げ純利益を上回っています。
エビ、エビのえさ、飼育への間接コスト、電力、人件費など高騰していますが
今後300バーツ賃金引上げなどは労働集約型の水産加工業者へ直撃する可能性も
あるとしています。
繊維事業などはすでにカンボジア、ラオス、ミャンマー、バングラディシュへ
移転しており、水産加工事業者も今後対策が求められるとしています。
また労働者もタイ投資委員会(BOI)で認可されている企業は
タイ人のみしか雇用できませんが、認可外企業はすでにかなりの割合で
ミャンマー人、ラオス人を雇用しています。
この記事へのコメントはありません。