タイの成長率予測引き下げ
タイの未曾有の大洪水の影響でタイ中央銀行では2011年度の成長率は+2.6%を
予測し引き下げています。
しかしながら2012年度は復興需要、中間層消費拡大などもあり逆に回復し、
+4.0%成長が見込めるとしています。
中央銀行総裁代理のPaiboon Kittisrikangwan氏は2011年前半に発表していた
成長率はアユタヤの大洪水の影響、バンコク中心部への洪水の影響も考慮した
結果マイナス1.0%以上の下落が予想されるとしています。
バンコク郊外のパトムタニ県バンカディ工業団地Bangkadi industrial estateや
今後東部の工業団地に被害が及べばより被害拡大になるとしています。
タイ中央銀行の被害額試算では1200億バーツであるとしていて全てが片付くまで
には長期間を要するとしています。
インフレ率はプラス+3.8%となり、+3.9%からやや下落すると見られています。
2010年度は+3.2%であり、2012年度の予測は+3.5%であるとしています。
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