洪水被害の状況
インラックシナワトラYingluck Shinawatra首相は2011年のタイ北東部と
中部を襲っている一連の洪水災害で、少なくとも320人が死亡し、タイ中部は
冠水地区が続出。
アユタヤ県の工業団地が冠水するなど、幅広い範囲で大きな被害が出ている
としています。
総額で現時点で30億USドルの被害が発生しているとコメントしています。
特に被害地区が大きいのは北部と東北部であり、タイ中部も大きな被害を
受けています。
今後バンコクは海面レベルが2M以上の高さが発生する可能性もあるとされ、
チャオプラヤ川周辺でも洪水対策の準備が急ピッチで進められています。
バンコクは現時点では問題なく安全であるとしていて、この時点で289名の
死者が出ており、2011年度のモンスーンが襲来、また雨期の時期が遅くまで
続いていることが今回の大洪水を招いているとしています。
タイの財務省では今回の大洪水の影響でGDPの成長率は予測の4.0%から3.7%
まで下落するとしています。
タイの中央部で放水された排水はバンコクへ近づいていて危険は近づいていると
しています。
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