タイ 損害保険
タイの再保険会社タイ・リインシュアランス(THRE)はタイの洪水被害による
保険金請求が同社の利益を直撃すると見られています。
資金調達の必要性も示唆されているため、株価が下落しています。
タイではタイ国系、外資系を含め、70社以上の損害保険会社が活躍しています。
日系損保は、現地法人もしくはタイ国系保険会社との提携など形態に違いはある
ものの、タイにおける損害保険事業は、基本的には日本と同様にタイの商務省
保険局の認可事業であり、各社が提供している保険商品はタイ国系も日系もほぼ
差はないとされています。
多くの日系企業は洪水被害はリスクとして考えており保険に入っています。
建物・機械・在庫などの資産等を対象とした洪水被害をも含めた損害保険に
入っており、今後の査定により一定の損害補償を得られる見通しの企業が大半です。
規模的にいうと損保企業は
50億バーツ 3社
50億~10億バーツ 20社
10億バーツ以下 68社 となっていて、
タイ国内の総GDP額の4~5%を占めると言われています。
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