タイのコメとインドネシアのコメ
インドネシア政府では70,000トンのコメを13.7億バーツでタイランドの
コメ輸出業者から購入するプランを計画見直しすると発表しました。
背景にはタイ政府の決定が差し止めがあったとしています。
タイランドでは10のコメ輸出業者があり、ベトナムもコメ輸出に関して
30000トン規模で販売入札に参加していました。
タイ側の輸出業者では1トンあたりで658USドルCIF
(cost insurance and freight)を提示してベトナム側の輸出業者では609USドル
CIFを提示しました。
双方共に2ドルずつネゴシエーションに応えたものの、
Ponglarp Co,
Siam Indiga,
Chaiyaporn International Co,
Asia Golden Rice,
Capital Rice,
Thai Hua (2511) Co.
と、タイ政府側からは今回タイ産のコメは購入しないと決定しています。
背景にタイ政府側が30万トン規模の政府間販売を取り止めたことが原因としています。
前政権のAbhisit Vejjajiva政権時にはMOU覚書まで決まっていたものが
キャンセルされたことが背景にあると関係者がコメントしています。
タイ側ではまだその決定はされていないとしながらも、インドネシア政府では代替
としてインドなどからコメ輸入を検討しているとしています。
この記事へのコメントはありません。