タイ SNCフォーマー(SNC)
タイ証券取引所(SET)に2004年に上場したSNCフォーマーはタイのエアコン事業
を支える部品メーカーです。
エアコン部品製造業でダイキンなどのエアコン・コンプレッサーの部品や
自動車では三菱などのエアコン部品を納めています。
IPO後の動きは資金を業務拡張に充てていて、生産拡大を進めています。
自動車・家庭用エアコン・コンプレッサーに使われるアルミニウムや銅管を
生産していて、取引先はデンソー・ショーワ・ダイキン・三菱等の日系企業が
メインです。
現在の年間生産能力は
自動車用エアコン部品 32万台
家庭用エアコン部品 250万台 となっています。
2010年度の連結決算は売上82億6700万バーツで
純利益では3億8100万バーツでした。
2011年の第1四半期では、
売上高が昨年同期比20.3%増の15億500万バーツ、
純利益が同4.1%増の3,740万バーツと増収増益でした。
事業別の売り上げは、一般エアコンのOEM生産が10億4,000万バーツ。
ラヨン工場が45.2%増、レムチャバン工場が168.2%増。
家庭用エアコン部品はマイナス33.1%減の3億8600万バーツになっています。
自動車用エアコン部品は、自動車市場の一時的落ち込みで、売り上げが
5,700万バーツに半減でした。
この記事へのコメントはありません。