タイ 中国人観光旅行者
現在中国人海外旅行者のタイへの訪問者数が増えています。
中間層の台頭、海外旅行への関心、日本と中国の外交関係などから、
これまで日本へ旅行していた層が東南アジアへシフトしています。
2012年度末の中国人旅行者数は250万人となり、日本人、マレーシア人を抜きました。
2011年度は170万人で前年比+47.1%増となりました。
またこの状況が継続されれば
2013年度は少なくとも+28%の増加、320万人まで増加する見通しで
ヨーロッパからの旅行者の落ち込みを十分カバーする数字になるだろうと
タイ観光庁では予測しています。
タイの観光収入目標は2015年までに2兆バーツ(6兆円規模)を目指すとしており
中国からの観光旅行者は重要な部分を占めるとしていて、
マスメディアを中心としたPRも積極的に進める考えです。
ロストインタイランドLost in Thailand (2012)と言うコメディ映画が
中国でヒットし、その影響も有り、中国人旅行者数もますます伸びるとしています。
中国人旅行者を扱う Ananda Travel (Thailand)社では
タイの低価格ツアー、観光名所の多さ、ホテルの多さ、中国から近い と言った理由が
ますます今後中国人旅行者の増加へつながると見込んでいます。
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