タイ PTTケミカル(PTTCH)
タイの石油化学大手PTTケミカル(PTTCH)では6億バーツ(18億円規模)を
投資してロジスティックシステムの効率性を高めるシステムを構築します。
CEOのVeerasak Kositpaisal氏は3億3500万バーツでファーストフェーズに投資。
ペンシルバニア州にベースを持つWAM System Inc 社とタイのIT企業である
G-Able社と提携していくとしています。
2013年には完成し資源調達、製品管理などのプログラムでPTTグループの1000万
トンに及ぶ石油化学製品のサプライチェーン構築を目指します。
PTT社でもエネルギービジネス部門でサプライチェーンのシステム構築を
図っていてその流れを引き継ぎ、姉妹会社であるPTT Aromatics and Refinery
Plc(PTTAR)との合併を2011年10月に控えて準備をおこなうとしています。
プロジェクトの完成後は在庫管理コストはマイナス25%ダウン。
6000万バーツのコスト削減が実現でき、手持ちのキャッシュフローも20%増加
できるとしています。
コストのコントロールだけではなく、サービスや顧客配送にも良い影響があり、
今後の展開に役立つとしています。
PTTAR 社とPTTCH社はPTT Global Chemical(PTTグローバルケミカル)となり、
銘柄の組み換えは2011年10月になります。
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