シンガポール テマセク・ホールディングス
シンガポール投資会社のテマセク・ホールディングスではシンコーポレーション
株を一部放出すると発表しています。
これまで関連会社を含むと出資比率が大幅に上回っていましたが、関連企業
Cedar Holdings Ltdは2億5350万株を放出しおよそ7.9%の出資分を放出する
としています。
結果、Cedar Holdings は46.44%の株主となっています。
ダウジョーンズニュースワイヤー誌によれば今回の売却で1株、35.50~37.25バーツ
で提示し購入金額からおよそ94億バーツほど高くなっています。
またテマセク100%資本のAspen Holdingsが、まだ41.6%の株式を保有しています。
即時売却は検討していないものの、少しずつ市場へ流していくとしています。
2006年1月にタクシン首相時代に、タクシン氏がシンガポールへ全株式を売却すると決定。
その後大きな反タクシン運動のきっかけとなりました。
当時テマセクはテマセク資本で49.6%を購入。タイ法人の名義はテマセクとの関係が深いとして
シンガポール企業ではないのかとの疑念を掛けられたこともありました。
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