タイ サハ・パタナビブン(SPC)
タイの大手コングロマリットのサハ・グループの筆頭旗艦企業の
サハ・パタナビブン(SPC)では2011年度サハ・グループフェアを
2011年6月30日~7月3日でクイーンシリキットコンベンションセンターで
開催すると発表しています。
2011年度はサハ創業者の没後20年となり大規模にイベントを行なう予定です。
サハ・パタナビンは日本企業との合弁事業が多く、代表のブンヤシット氏は
親日家で知られています。
創業者ティアム・チョークワタナー氏が日本から消費財
(シャンプー、時計、Tシャツ)を調達。
輸入販売からスタートし販社「サハ・パタナビン」を設立します。
その後は日系企業を中心にして事業を拡大。
トイレタリー、洗剤 → ライオン社
女性向け下着 → ワコール社
衣料・下着 → グンゼ社、イトーキン社
化粧品、即席めん系、飲料、スポーツ用品、流通などを展開していきました。
またアジア通貨危機時には大きくダメージを受け、方針を「海外向けへ輸出」
へ転換。
国内市場の拡大から、輸出先開拓を目的としてサハ・グループ展示会を開催
するようになります。
当初1回目はラマ3世通りのモンティエンリバーホテルでしたがバイヤーも
増えて行き見学企業も増加。
利便性を考え、会場をクイーンシリキットセンターへ移動しさらに規模を
拡大していきました。
展示会の名称も「SAHA GROUP EXPORT & TRADE」からスタイルも変化し、
内需も回復していったことから消費者向けにも解放しました。
4日間のうち消費者セールでは特別割引キャンペーンなどもあることから
毎年多数の来場者となります。
そして名称も「SAHA GROUP FAIR」へ変更され、タイ人なら誰でも知るほどの
ブランドと、4日間にわたる大きな展示会フェアへ成長していきました。
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