タイの失業率がまた下落する
タイ政府統計局がまとめた2011年3月のタイ国内失業率は0.7%となり、
2010年同月の1.0%を下回ったことが発表されています。
地域別ではバンコク1.2%、中部0.6%、北部0.7%、東北部0.5%、南部1.0%と
なっています。
タイ国内業種別の就労者数統計は
農林水産業 1307万人 (2010年同月1306万人)
製造業 578万人 (同 563万人)
建設業 287万人 (同 265万人)
流通業 609万人 (同 643万人)
ホテル・観光・外食 275万人 (同 281万人)
官公庁 148万人 (同 136万人)
などになっています。
タイ国内では労働力が不足しているのが慢性化していて、労働者賃金も上昇
しています。
また2011年7月下院総選挙を前にして、2大政党がそれぞれ一日の最低賃金を
+25%増、300バーツとする大幅な引き上げを打ち出していて労働コストの上昇が
避けられない見通しとなっています。
またミャンマー、カンボジア、ラオスなどからの近隣諸国外国人労働者受入れも
進めています。
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