タイランドエリートカード廃止 日本人ビザ無し渡航90日まで延長へ
タイ国内で様々な恩典が得られる外国人向けの特典カード
「タイランド・エリートカード」事業について、タイ政府は4月26日の閣議で、
既存会員に補償金を払うことでエリートカード事業を清算する方針を固めたと
発表しました。
このエリートカード事業は2003年にタクシン政権が開始した国営プロジェクトで
タイ観光庁も取り組み、大きく宣伝されましたが、当初会員の恩典から徐々に特典
が縮小されました。
当初は5年ビザ無し渡航OK、国内のホテル、スパ、ゴルフ場、レストランなどの
割引、もしくは無料使用可能。
スワンナプーム国際空港の出入国では専用カウンターが利用できるビザなどで
100万バーツの会員で元が取れると宣伝していました。
2008年から150万バーツ(既存会員からの紹介で100万バーツ)になりましたが
廃止の方向へ行くべきとの意見が多く出ていました。
2011年度4月を持ち、7年間で終了となることになりました。
また日本とタイとの間の観光旅行客が減少することが懸念されることから
これまでは30日であった、ビザ無し滞在の期間を30日間から90日へ変更すると
発表しています。
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