タイの自動車部品大手ソンブーンアドバンスドテクノロジー(SAT)では日本の
東日本大震災の影響で生産能力が35％まで大きく落ち込む可能性があると発表
しました。
東日本大震災で工場の操業停止によって必要部品の供給回復が遅れていて在庫分
が無くなるとしています。

ソンブーングループではトラクター部品、自動車部品、大型トラック部品などを
供給していてクライアント先はほとんどが日系企業になっています。
アクセルシャフト、シャフト系部品、コイルスプリング、スタビライザー、エンジン
部品などをOEM供給しています。

2010年度の業績では売上64億4600万バーツで、純利益では7億7100万バーツ
でしたが、2011年度は減産になる見込みが大きくなっています。

また、タイ・ホンダでも新型車ブリオの受注を停止しました。
理由は東日本大震災の影響で部品が届かない可能性が強くなったためとしています。