マレーシア 退職積立基金(EPF)
マレーシア最大の退職年金基金である退職積立基金(EPF)は、
スイスの商品取引大手グレンコア[GLEN.UL]が計画している100億ドル(およそ1兆円)の
新規株式公開(IPO)への応募について打診を受けていることを
明らかにしています。
世界最大の商品取引企業 グレンコアのHP http://www.glencore.com/
スイスの商品取引大手グレンコア・インターナショナルは、
ロンドン証券取引所、香港証券取引所の両市場で新規株式公開(IPO)する
意向を正式に表明しています。
グレンコアのIPOが実現すればロンドンで過去最大、欧州でも最大級のIPOと
なります。
マレーシアEPFの2010年9月末時点の運用資産は4255億リンギット(1410億USドル)
マレーシアの国内の株式市場では最大の投資家集団となっていて、マレーシアの
主要上場企業ほぼすべての株主になっています。
またマレーシアEPFは今後3年から4年間で外貨建て資産の投資比率を2010年末の
10%から20%に高める計画を出しています。
またマレーシア第4位の銀行グループ、RHBキャピタル(RHBC.KL)の45%株式を
保有していて筆頭株主となっています。
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