マレーシア タイ 金利
マレーシア中央銀行は2013年1月の金融政策決定会合で、 政策金利を現行の
年+3.0%で維持することを決定しています。 これでマレーシアの政策金利は
2011年7月以降、10会合連続の金利据え置きになっています。
マレーシアの政策金利は2008年リーマンショック前は+3.5%でしたが、その後
段階的に利下げを行い、+2.0%まで引き下げました。 その後経済回復したため、
2010年1月以降は徐々に金利を引き上げ、 +3.0%の水準が続いています。
一方、タイでは 2012年10月に政策金利を-0.25%ポイント引き下げて+2.75%と
なっています。
その後は据え置きを継続しています。次回の政策金利発表は2月後半です。
タイのKittiratt財務大臣は、上昇を続けているタイ証券取引所の市場と
タイ国への資金流入、バーツ相場が高水準を付けている背景から、
中央銀行理事会議長Virabongsa Ramangkura氏に対して、 大規模・急激な
資金流入を抑制するため、タイの中央金利はさらに利下げが必要との見解を
示したと発表しています。
この記事へのコメントはありません。