タイの労働力不足が深刻化
タイでは経済発展に伴う、労働者の不足が懸念されています。
現在から今後も多数の日系企業が進出を続けていくことが予想されていて、
タイを生産拠点にする動きが進んでいます。
しかしながら今後5年間でおよそ30万人の有スキル労働者が不足するとされ
タイ工業連盟(FTI)や銀行協会では技術者の養成部門、技術者の育成をより促進
させていくべきと提言しています。
また各従業員の待遇改善、給与UP、ボーナスUPの要求も年々高まっています。
バンコク郊外の工場では、5年前までなら工場入り口に100人募集と貼り出せば、
すぐ100人が採用できました。
だが、2年ほど前から採用が苦しくなり、現在では100人募集しても20 〜30人
しか集まらないというのは現実問題となっています。
またミャンマーやカンボジアからの出稼ぎ労働者も増えてきていて、今後、
労働力不足が解消されないと2億4000万人もの人口のあるインドネシア、
1億5000万人のいるバングラディシュなどへの魅力ある移転先に
奪われてしまう可能性もあります。
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