アセアン証券取引所
シンガポール取引所(SGX)は、79億ドルでのオーストラリア証券取引所(ASX)
を買収する計画を発表。
現在交渉中で買収が成立しなかった場合、他の市場も買収のターゲットに
なる企業はあるとしています。
2011年時点でSGXとASXの合併計画は、15%までと定められているASX株の
所有上限の変更、オーストラリア外国投資審査委員会(FIRB)からの認可取得
など、規制上のハードルに直面しているとしています。
また、世界の証券取引所の再編・提携が先進国の既存勢力以外に広がっています。
中国とブラジルの代表的な証取の提携計画が明らかになっていて、他の証券市場
でも同様の動きが始まっています。
ブラジルのサンパウロ証券取引所を運営するBM&Fボベスパは、中国の上海証券
取引所と提携に向けた覚書を21日に結ぶと発表しました。
中国 上海はアジアで売買代金首位で、ブラジル サンパウロも母国の経済成長で
上場企業の時価総額が世界11位に達する規模です。
また、韓国取引所(KRX)も独自に「新・新興国」の開拓を開始していてラオス
やカンボジアの政府と合弁で証券取引所を設立しています。
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