マレーシア 政策金利
マレーシアの中央銀行バンク・ネガラは1月末に行われた定例金融政策会合後、
政策金利である翌日物政策金利(OPR)を+2.75%で据え置くと発表しています。
東南アジアでは地域差があるものの世界全体経済の回復傾向は続いていて、
日米欧などの先進国経済は低い成長にとどまる一方で、ほとんどの新興国急成長
市場は力強い成長を続けることが可能であると予想しています。
マレーシア国内経済については、対外需要が伸び悩む中にあって2010年第4四半期に
民間セクターが持続的な成長の方へ向かっていることが見えているとしています。
またマレーシアのインフレ度については、2010年末にかけて上昇したものの、
+2.2%の低い水準にとどまっていると指摘しています。
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