BグリムパワーとGPSCの株価が下落【タイ:エネルギー】
2024年7月、タイ証券取引所の株式市場では、タイ政府が家計の負担を軽減するため電気料金を据え置いたことへの失望から、エネルギー株2銘柄の株価が急落しました。
2024年7月19日、タイ国内のドイツ系財閥B.グリムパワー(BGRIM)はマイナス1.20バーツ(ー5.41%)安の21.00バーツとなり、1か月ぶりの安値となりました。
一方、PTTグループのグローバル・パワー・シナジー(GPSC)はマイナス1.50バーツ(ー3.68%)安の39.25バーツとなりました。
タイ政府は2024年9月から12月にかけてFt料金を値上げすると予想されていましたが、タイ政府のエネルギー省ピラパン・サリラタビバガ副首相兼エネルギー大臣は同問題について言及し、タイ政府はタイ国民の負担を軽減するため、電気料金を1ユニットあたり4.18バーツで据え置くと述べました。
B.グリムパワー(BGRIM)は、ドイツ系の複合企業のBグリム・グループの発電企業で、2023年の業績は売上582億2800万バーツ、純利益18億8400万バーツでした。
PTTグループのグローバル・パワー・シナジー(GPSC)はPTT系の発電企業で、2023年の業績は売上922億9700万バーツ、純利益36億9400万バーツでした。
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