PTGエナジーとSCB銀行傘下アバカス・デジタルABACUS digitalが提携【タイ:金融・エネルギー】
タイでガソリンスタンド・給油所を展開するPTGエナジーは、子会社で電子決済関連サービスを手掛けるマックス・ソリューション・サービスが金融サービスを拡大することを発表しています。
その一環として、タイ大手サイアム・コマーシャル銀行(SCB)傘下で金融業界向け人工知能を開発するアバカス・デジタルABACUS digital社と業務提携したことを発表しました。
PTGエナジー(PTG)社は、カフェブランドPunthai Coffee(プンタイ・カフェ)とCoffee World(カフェワールド)を展開しています。
プンタイ・カフェは、タイ全国に900店舗以上を展開しています。
このネットワークのうち60%はPTサービスステーション内にあり、40%は外部にあります。
今回の提携により「プンタイ」ブランドで展開しているカフェ店で、ABACUS digitalアバカス・デジタルの消費者融資サービス「マネー・サンダーMoneyThunder」の申請が可能になります。
SCB系のアバカス・デジタルの消費者融資は、人工知能(AI)審査エンジンを活用し、従来の金融機関からは融資を受けることが難しいフリーランスや低所得者層にサービスを展開しています。
PTGエナジーPTG Energy(PTG)社の2023年業績は売上1992億2400万バーツ、純利益9億4400万バーツでした。
アバカス・デジタル社の2023年業績は、売上2億1400万バーツ、純利益マイナス2億4500万バーツでした。
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