マレーシアのCapital A、航空事業の単独上場を検討【マレーシア:航空】
Capital A Bhd(CAPITALA:5099)=旧エアアジア・マレーシアは、
航空部門に独立した取締役会を設置する一方、
市場の回復に伴い同事業の単独上場を検討していると、
同社のCEOがコメントしました。
Capital AのCEOであるTony Fernandes氏は、航空会社を含むグループ内の全企業は
独立して管理され、親グループは航空会社の上場を意図していると、
オンライン取材で記者団に語りました。
フェルナンデス氏によると、同グループは半年以内に200機の飛行機をすべて
飛ばすことを目指しており、高い観光客数に貢献している中国が国境を完全に開放しなくても、
2022年第4四半期には事業の完全回復を見込んでいるといます。
エアアジアは保有機材の45%を飛行させており、2022年末までにインドネシアの
保有機材を7機から30機に増やすことを目標としています。
Capital Aはまた、他のオーナーのために、
アセアン地域外でエアアジア・ブランド以外の格安航空会社の設立を支援する
航空コンサルティング事業も開始しました。
すでに2つのプロジェクトに取り組んでいます。
先月、同グループは国の証券取引所から財政難の企業としてタグ付けされました。
このタグをつけられた企業は、一定期間内に財務を正常化できない場合、
上場廃止になる可能性があります。
Capital Aは、航空部門の独立取締役会の設置は親会社が財政難企業に
分類されたこととは無関係であると述べました。
Capital Aは、この問題に自ら取り組んでいます。
同グループは、「財務状況を正常化する」ための計画に取り組んでおり、
2022年中に約10億リンギットを調達することを目指しています。
Capital Aの2021年の業績は売上17億リンギ、
純利益マイナス59億リンギと発表しています。
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