UOB銀行、DBS銀行、スタンダード・チャータード銀行が環境型不動産融資に乗り出し【シンガポール:金融】
シンガポール金融大手のUOB銀行、DBS銀行および
スタンダード・チャータード銀行シンガポール法人は、
同国中心部の不動産物件に9億4500万Sドル規模の
不動産グリーンローン(環境に配慮した事業に限定した融資)
を共同で融資すると発表しています。
独保険大手アリアンツの不動産部門アリアンツ・リアル・
エステートと、香港の不動産投資ファンド、ガウ・キャピタル・
パートナーズが、シンガポール中心部ブギスで取得予定の
オフィスビル「デュオ・タワー」と、ショッピングモール
「デュオ・ガレリア」を対象に不動産ローン融資資金を
提供します。
デュオ・タワーは複合オフィスビルで57万平フィート、
デュオ・ガレリアは5.6万平フィートを持つ小売施設です。
両施設はシンガポール建築・建設業管理局から環境に
優しい建築物に与えるグリーンマーク認証の最上級・
プラチナ認証を受けていることから、グリーンローンの
適用対象になると判断しました。
アリアンツ・リアル・エステートとガウ・キャピタルは、
Duo TowerとDuo Galleriaを持つシンガポールの
不動産開発会社オフィア・ローチョー・コマーシャル社の
全株式を15億7500万Sドルで取得すると発表していました。
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