Wai Waiインスタントラーメンのタイ・プリザーブド・フードファクトリー社が好調【タイ:食品】
Wai Waiインスタントラーメンのメーカーである
タイ・プリザーブド・フードファクトリー(未上場)は、
タイ国内のインスタントラーメン市場の見通しについて
2019年は楽観的であり+5%成長を期待しています。
2019年の即席麺市場成長率は過去3年間の平均+1~3%を
大きく上回ると予測しています。
同社マーケティングディレクターYossarun Thamkongka氏は、
タイ国内インスタントラーメン産業は、政府のTaste-Shop-Spend
プログラムとプレミアムインスタントラーメンセグメントの
台頭により後押しされ、数年ぶりに活発な成長が見込まれると
コメントしています。
またコンビニエンスストアによる積極的な店舗拡大も、
プレミアムインスタントラーメンの消費を促進するのに
役立っているとしています。
タイ国内のインスタントラーメン市場は、国内経済の減速により
過去3年間で+1~3%のわずかな成長となっています。
国内の購買力の低下により消費者は露店から食料を
購入するようになりました。
一方でプレミアムインスタントラーメンの需要は、
4年前の韓国製品の発売に牽引されて数年にわたり
2桁成長しました。
同社は過去、およそ15年前にプレミアセグメントから
撤退しましたが、即席食品やチルド食品を好むタイ人の
食生活と一致するため、同市場に再び参入しました。
タイのインスタントラーメン市場は、2019年に170億バーツ
相当と見積もられています。
約80%が袋パッケージ、18%がカップパッケージ、
2%がボウルパッケージです。
マーケットリーダーはThai President Food Plcの「Mama」
ブランドであり、続いてThai Preserved Food Factoryの
「Wai Wai」が23~24%、味の素「Yum Yum」が20~21%で、
残りがその他のブランドです。
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