タイのテレビ通販最大手TVダイレクトはリアル店舗8店を2019年末に閉鎖【タイ:小売サービス】
タイのテレビ通販最大手企業であるTVダイレクトは、
業績下降のためリアル店舗8つを閉鎖します。
タイ全国33店舗のうち8店舗を2019年末までに、
2020年6月までにさらに5店舗を閉鎖することを
計画しています。
理由はタイ国内経済減速と組織の有効性を改善する
時期であるとしています。
同社は残りの既存店舗で2020年により多くの販売戦略を
通じた売上改善を望んでいます。
同社最高経営責任者Songpol Shanmatkit氏は、
2019年1月~9月の同社売上高は前年同期比9%増加したと
述べました。
売上32億3600万バーツ、純利益1900万バーツでした。
タイ国内小売市場の購買力は、タイ国民が多額の負債に
苦しんでいるため減少しているとみています。
マーケティング技術、実用的なビジネスモデル、
マーケティングチャネルに自信があるにもかかわらず、
2020年以降の将来を予測することは困難であると
認めています。
同社はいくつかのリアル小売店閉鎖を決めましたが、
多くの支店は依然として好調であるため、今後の課題に
備えて組織構造と管理をアップグレードするとしています。
2020年からは経済減速や人工知能AIによる新しい革新的な
マーケティングチャネル、顧客体験のパーソナライズに
対応するデータ分析の台頭など、TVショッピング事業は
より困難な課題に直面する可能性が高いとしています。
TV Directはデジタルテレビ、衛星放送、コールセンター、
ダイレクトメール、カタログ、ショップ、ウェブサイト、
ソーシャルメディア、ポップアップスペースなど、
オムニチャンネルまたはオフラインとオンラインで様々な
通販を展開しています。
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