2019年11月29日～12月10日にバンコク郊外インパクト・
ムアントンタニで開催された自動車展示・販売会
「第36回タイ国際モーターエキスポ」では、四輪車の
受注台数は2018年比－15.2％減の37,489台だったと
発表されています。

二輪車を加えた全体の受注台数では16.2％減の
44,740台でした。
本展示会ではおよそ500億バーツが流通し、13日間でおよそ
151万人の訪問者がありました。

下落した背景にはGDP成長率の低迷、タイ国内消費
マインドの減少、輸出額の縮小、米国と中国間の継続的な
貿易戦争によって生み出された世界経済下落マインドが
大きく影響したとしています。

同展示会で最も受注を獲得したブランドは
トヨタモータータイランドで6,243台でした。
2位ホンダ（5,766台）、3位マツダ（3,998台）、4位いすず
（3,716台）、5位三菱（2,959台）と続きました。

近年はファミリー向け、セダンタイプが最も人気があり、
予約された注文の45.5％を占めました。
また、スポーツ多目的車(SUV)が34.3%、
ピックアップトラックが14.5％を占めました。

高級自動車セグメントでは合計4,181台の予約が
ありました。
TOP5は、メルセデス・ベンツ（1,862台）、BMW（969台）、
ボルボ（474台）、アウディ（278台）、ポルシェ（257台）
でした。