ドンムアン空港の免税カウンター事業入札申請はキングパワー社のみ【タイ:空港インフラ】
タイ国営エアポートオブタイランド(AOT)では
主要空港の免税店舗入札申請を実施していますが、
バンコクのLCCハブ空港であるドンムアン空港の
免税品ピックアップカウンター運営事業の入札申請では、
既存事業者である免税店大手キングパワー・グループのみ、
1社だけが入札申請希望を発表しています。
競合とみられていた百貨店大手ザ・モール・グループは、
入札への参加を見送ったことを発表しています。
これにより入札自体が実施されない可能性も出てきました。
2019年6月にはプーケット、チェンマイ、ハジャイなど
タイ国内3空港の免税店運営の入札において、キングパワー社が
入札にすべて勝利したと発表されました。
一方で競合の小売業界からは不透明な評価方法に対し、
不満の声があがっていました。
既にスワンナプーム空港免税店運営でもキングパワー社が
落札しており、タイ国内主要4空港で同社が従来通り免税店
運営を独占することになりました。
期間は2031年3月までとなっています。
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