インドネシア国内ガラス業界のロビー団体はガス価格値下げを要請【インドネシア:資源】
インドネシア国内ガラス業界のロビー団体は、
地場ガラスメーカーを支援し、業界に対する投資家の
信頼を取り戻すために、インドネシア政府に
ガス価格規制の実施を要請しています。
インドネシア国内ガラスメーカーは輸入された
シートガラスや安全ガラスと競争しなければならないため、
高いガス価格はコスト要因となってしまっています。
そのため政府に向けてインドネシア・シート&安全ガラス
協会(AKLP)が提言しています。
インドネシア国営・大手ガス会社であるペルサハーン・
ガスネガラ(PGAS)は、2013年以降ガス価格を
引き上げていませんでしたが、事業コスト増加に
対応するため、2019年11月にガス価格を引き上げる計画を
発表しました。
しかし、インドネシア政府は同計画を拒否しています。
インドネシアのガラス製造業者は過去数年間で
1mmbtu(英国熱量単位)あたり約10ドルでガスを
購入していますが、マレーシアの競合他社はその半分の
コストのみ支払っていると、インドネシア産業省の
データは示しています。
ペルサハーン・ガスネガラ(PGAS)はインドネシア国営の
ガス供給会社です。
2018年業績は売上38億7000万USドル、
純利益3億400万USドルでした。
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