タイ首都圏水道公社(MWA：Metropolitan Waterworks
Authority)は、バンコク都内の水道管理を行っています。
タイの国営企業でありタイ内務省管轄です。
1967年に設立され、タイ・バンコク首都圏水道局法
BE2510（1967年）に基づいて、バンコク都内、
ノンタブリー県、サムットプラーカーン県に
上水・飲料水を提供するために事業開始しました。

タイ地方水道公社(PWA：Provincial Waterworks
Authority)はタイのバンコク首都圏を除いた74県に向けて
上水事業を展開しています。
上水基準はWHO世界保健機構に準じた水質を確保しています。

同社も国営企業でタイ内務省管轄です。
1979年に設立される前は、主に2つの組織が地方の上水を
管理していました。
タイ公共事業局(DOPW：Department of Public Works)：
バンコク郊外の県の上水事業
タイ保健省(DOH：Department of Health)：
タイ地方の上水事業

タイ地方の水道サービスは上記の2政府機関に
割り当てられていましたが、それぞれのパフォーマンスが
不足していることが判明し、タイ政府はDOPWの地方水道部門
およびDOHの地方水道部門から移管された職員・従業員とともに、
上水・給水業務部門を変更しました。