タイ国内の上水道事業イースタン・ウォーター・リソーシズ・デベロップメント&マネジメント、企業解説【タイ:インフラ】
イースタン・ウォーター・リソーシズ・デベロップメント&
マネジメント(EASTW)はタイ東沿岸部の7県に工業用水を
供給しています。
同社は1992年に設立されました。
タイ東部のチョンブリ県、ラヨーン県で展開する水処理・
水道事業大手です。
主にヘマラート社の運営するイースタンシーボード工業団地
やその他消費者へ向けて工業用水・生活用水を供給しています。
2018年業績は売上42億5500万バーツ、
純利益11億1700万バーツでした。
2018年、フィリピン複合企業アヤラ・コープ傘下のマニラ・
ウォーターがタイのエレクトリシティ・ジェネレーティング
(EGCO)が保有するイースタン・ウォーター・リソーシズ・
デベロップメント&マネジメント(EASTW)の株式18%を
買収することで合意しました。
マニラ・ウォーターはASEAN展開事業を広げており、
このEASTW株式取得によりタイ市場に進出することに
なりました。
EASTW社の主要株主に関してはタイ地方水道公社
(Provincial Waterworks Authority)40.2%が第一位の
大株主、二位がマニラ・ウォーター傘下のManila Water
(Thailand)となっています。
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