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タイ国内の水資源・治水関連の行政機関、タイ王室灌漑局RIDについて【タイ:インフラ】

タイ王室灌漑局(RID:Royal Irrigation Department)は
1902年に設立されました。
水資源開発のマスタープランの策定、灌漑事業に係る
基礎調査の実施、開発可能性調査、ダムおよび潅漑組織の
設計および建設など幅広い分野を担当しています。

タイの水資源開発の歴史は古く、チャクリー(ラタナコーシン)
王朝のチュラロンコン大王(ラーマ5世王)の統治下から
始まりました。

BE2445(AD1902年)に「運河部」を設立し、農業用の輸送と
保管に適した地域での浅瀬と運河掘削を防止する運河維持
管理の責任を持ち、灌漑プロジェクト計画の研究・実施のため、
オランダの灌漑専門家なども招聘しました。

タイ王室灌漑局(RID:Royal Irrigation Department)は
タイ国内でも基幹産業である農業のインフラ整備に重要な
役割を果たすため、調査+計画+設計6部門、建設3部門、
機械5部門、施設管理部および事務管理7部門の計22部門、
並びに12の地方事務所があります。
非常勤職員を含めて9万0000人を擁しています。

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