東南アジア各国の主な物流・ラストワンマイルデリバリー企業【東南アジア:ラストワンマイル市場】
東南アジア各国では、Eコマース市場の成長と共に物流面・
ラストワンマイル市場が成長しています。
(タイ)
タイ通信省の傘下であるタイランドポストは
タイ全土で郵送ネットワークを保有しています。
近年は新興系企業ケリー・エクスプレスの成長に
脅かされています。
他プレイヤーとしては、ララムーブ・タイランドや、
SCG Yamato Expressも参入しています。
(インドネシア)
1970年に設立したインドネシアの宅配便企業TIKI(ティキ)は、
インドネシア語「Titipan Kilat」の省略で日本語で
宅配便という意味です。
インドネシア全国でオフィスを500ヶ所以上構えています。
24時間サービスで、最寄りのTIKIエージェントに行けば
いつでも物を送ることが可能です。
1990年にTIKIの子会社として設立された「JNE」は元々TIKIの
海外専用宅配サービスでした。
「JNE YES」というプレミアムデリバリーサービスでは
翌日配送を可能としています。
(シンガポール)
シンガポールポストは政府系の輸送企業です。
バイク便、トラック便、戸配、預入ボックス事業を
展開しています。
ニンジャバンはシンガポールで誕生した戸配・輸送企業の
スタートアップです。
2018年1月には8700万ドルの大型資金調達を果たしています。
タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム
などで展開しています。
(フィリピン)
フィリピン国内の大手戸配事業は古くから展開している
LBC Expressが有名です。
また、もう一つの大手物流企業2GO Groupはフィリピン証券取引所
(PSE)に上場しています。
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