フィリピン国内のEC市場は2019年およそ530億ペソまで増加の可能性【フィリピン:オンライン通販】
多くのフィリピン人は激しい交通渋滞や商業施設の混雑を
避けるため、オンラインショッピングに向かう率が
増えています。
Statistaのレポートでは、より多くのフィリピン人が
パソコンやスマートフォンでインターネットに接続し、
オンラインショッピングを利用する傾向が強まっていると
しています。
フィリピン国内のEC市場は2019年およそ530億ペソまで
増加する可能性があるとしています。
フィリピン国内のオンラインビジネスの状況としては、
2019年1月時点で1億2420万人のモバイルサブスクリプション、
7,600万人のインターネットユーザー、7,600万人の
ソーシャルメディアユーザー、7,200万人の
モバイルソーシャルユーザーがいるとされています。
フィリピンではインターネット接続性の高まりにより、
ますます多くの人々がインターネットにアクセスできるように
なりました。
また、主にモバイルデバイスを介してアクセスする人の
接続数が増加しているため、同国の電子商取引市場が
さらに成長することが期待されています。
Statistaのレポートでは、フィリピン国内のECサイト上位
10社が次のようにリストされています。
Lazadaフィリピン(2500万ユーザー)
Shopeeフィリピン(1440万ユーザー)
Zaloraフィリピン(125万ユーザー)
Carousellフィリピン(93万ユーザー)
eBayフィリピン(88万ユーザー)
Globe Online Shop(84万ユーザー)
Metrodeal(77万ユーザー)
BeautyMNL(59万ユーザー)
Argomall(57万ユーザー)
Galleon.ph(23万ユーザー)
フィリピンのeコマース市場の売上は、2017年の
6億8800万USドル(348億ペソ)から、2018年は
8億4000万USドル(440億ペソ)まで増加しました。
CNNフィリピンによると、Zalora Philippinesの
Paulo Campos II氏が同社の過去2~3年で成長が
加速しており、2019年と今後数年でさらに成長する
予想であるとコメントしています。
フィリピン小売市場全体の約2%がオンラインにより
行われているとされています。
電子商取引の普及率は約2%であり、今後数年で5~7%まで
増加すると予想しています。
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