インドネシアのアパレル市場規模に関して【インドネシア:ファッション・アパレル】
インドネシア国内アパレル市場の規模は2018年時点でおよそ
170億USドル規模と推定されています。
トップは女性向けアパレル市場で69億ドル、続けて男性向け
アパレル50億ドル、スポーツ・水着市場7.7億ドル、
下着市場25億ドル、靴下市場3.7億ドル。
女性向けアパレルが最も大きく、次に男性向けアパレル市場が
大きい状況です。
また、1枚当たりの平均購入金額規模は2018年時点で
女性向けアパレル市場11.7ドル、男性向け15.2ドル、
スポーツ用品・水着12.9ドル、下着4.3ドル、靴下1.2ドル、
その他アクセサリーなど3.2ドルとなっています。
男性向けウェアの単価が最も高く、続けてスポーツ用品・水着、
女性向けウェアの順となっています。
インドネシア国内アパレル市場(モダントレードにおける)
規模は2018年時点でおよそ34億~51億USドル規模
(47兆~71兆ルピア)と推定されています。
中間層から下は「パサール」と呼ばれる中規模・小規模屋台の
集まりなどで販売・購入しているケースも多く存在しています。
インドネシア国内アパレル市場(全体)では、
2018年時点でおよそ170億USドル規模と推定されています。
同市場はインドネシアの中間層増加の影響を受けて成長が
続いています。
インドネシアのアパレル市場の特徴としては、
ケバヤ、バティックと呼ばれる伝統的衣装が普段から
着用されるケースが多いこと、女性はヒジャブと
呼ばれる頭に着用するかぶりものが一般的に
流通していることなどがあります。
また、バンドンで生まれた若者向けの小さな店舗ブランドで
Distro(ディストロ)ファッションと呼ばれるものも人気と
なっています。
「Ouval Research」「Metamorf」「Neps Distro」などが
有名になっています。
(Distro :Distribution outletまたはDistribution storeの略)
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