アセット・ワールド・コーポレーション(AWC)がタイ証券取引所に新規上場【タイ:不動産開発】
タイの富豪・財閥として有名なCharoen Sirivadhanabhakdi氏が
率いるTCCグループの不動産部門アセット・ワールド・
コーポレーション(AWC)がタイ証券取引所に新規上場したことを
発表しています。
アセット・ワールド・コーポレーション(AWC)の株式は
1株当たり6.05バーツで引け、IPOの6.0バーツからわずかに
上昇しました。
ブルームバーグの分析によると、同社の時価総額・
市場価値は1870億バーツ(62億USドル)と推定されています。
また、今回のIPOはタイ証券取引所に上場している企業の
なかでも最大規模とされ、およそ480億バーツを調達したと
ロイター通信が報じています。
予定されている80億株分のうち、53%が外国人投資家に、
47%が国内投資家に割り当てられました。
今回調達した資金は、同社のホテル事業やその他の
商業用不動産プロジェクト事業拡大に投資されます。
同社のホテルビジネス部門は売上の61%を占め、
オフィス賃貸部門で21.1%、小売商業施設部門で17.8%と
なっています。
アセット・ワールド・コーポレーション(AWC)は
Property&Construction部門の不動産開発セクターで
新規上場しています。
2018年業績は売上124億バーツ、純利益4億8900万バーツでした。
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