スイスの有力ビジネススクールIMDとシンガポール技術
デザイン大学が共同でまとめた世界のスマートシティー・
ランキング(IMD Smart City Index 2019)では、
シンガポールが1位となりました。
一方、タイの首都バンコクは世界102都市中75位に
ランクされました。

同組織が発表した世界のスマートシティTOP10は、
シンガポール、チューリッヒ、オスロ、ジュネーブ、
コペンハーゲン、オークランド、台北、ヘルシンキ、
ビルバオ、デュッセルドルフです。

同調査は経済的および技術的側面、人道的側面のバランスを
取りながら、市民が都市を「スマート」にする取り組みの
範囲と影響をどのように認識しているかに焦点を
当てています。

バンコクでの大きな課題は、移動性と大気汚染に関連する
問題が挙げられています。
また緑地と一般的な文化活動の利用可能性を改善できると
しています。

バンコクの住民は公共交通機関のスケジューリングと
チケット販売を高く評価していますが、
これらの主要な課題は技術全体では十分に
対処されていないとしています。

IMDでは、スマートシティが投資・人材・貿易の誘致に役立つ
可能性があることを示し、市民の長期的な願望を見ることも
重要であるとコメントしています。