タイスキレストランのMKレストラングループがレムチャロンに出資【タイ:食品・外食】
タイスキ鍋料理レストランチェーン「MKレストラン」や
日本食レストラン「やよい軒」などを展開する
タイ外食大手のMKレストラングループ(M)は、
タイの海鮮料理店チェーンであるレムチャロン・シーフード
(未上場)の株式65%を約20.6億バーツで取得すると
発表しました。
レムチャロン・シーフードは40年以上続いたタイの
高級レストランチェーンです。
同社では過半数の株式を売却した後、業績の向上を
期待しています。
今回のパートナーシップが相乗効果をもたらし、
ビジネスを改善すると確信しているためMKに株式売却を
決定したと述べています。
MKレストラングループ(M)は、グループ子会社である
Catapult社を通じてLaem Charoen Seafood社の65%株式を
20.6億バーツで取得したことをタイ証券取引所に
通知しました。
購入資金は同社内運転資金から調達しました。
本買収は2019年12月までに完了する予定で、
同社グループの外食レストラン事業を拡大する戦略です。
レムチャロン・シーフードのブランドは観光客の間でも
認知されていて、Siam Paragon、CentralWorld、
EmQuartierなどの高級ショッピングモールでは
利用顧客の約50%が外国人観光客です。
同社はタイ国内に19店舗展開しています。
一方、MKレストラングループ(M)には400店舗以上の飲食店が
あり、MK、Yayoi、Miyazaki、Hakata、Bizzy Box、Le Petit、
MK Harvestなどの店舗ブランドで構成されています。
MKレストラングループ(M)の2018年業績は
売上167億7000万バーツ、純利益25億7400万バーツでした。
2019年上半期業績は売上88億2000万バーツ、
純利益13億9800万バーツでした。
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