石油小売ペトロナスの子会社ペトロナス・ダガンガンは増収減益【マレーシア:エネルギー】
マレーシア国営石油企業ペトロナスの子会社で、国内を中心に
石油小売販売を手掛けるペトロナス・ダガンガン(PETDAG:5681)の
2019年第2四半期売上は、平均販売価格の低下にもかかわらず
前年同期比5%増加し、76億リンギとなりました。
MOPS(Mean of Platts Singapore)=プラッツが発表する
石油製品のFOBシンガポール中値が前年同期比より低かったにも
関わらず、販売量は8%増加しました。
同社の2019年6月に終了した第2四半期の全体の販売量は、
前年の対応する四半期に対して8%増加しました。
厳しい市場環境の中で全体的な販売量を増やした結果であり、
ビジネス戦略の有効性と優れた製品が貢献しました。
第2四半期小売事業の販売量は、石油精製施設の生産性向上、
ガソリン・ステーション数の増加、Pro-Driveを備えた新しい
Petronas Primax 95の登録量増加により、8%増加しました。
税引前利益(PBT)は営業費用の増加とその他収入の減少で
2億3760万リンギに減少しました。
ペトロナス・ダガンガン社(PETDAG:5681)はマレーシア国内
ガソリンスタンドでの石油製品販売、潤滑油販売とともに、
クアラルンプール国際空港で航空燃料供給事業および
ウェストポートでの燃料補給施設を有しています。
2018年業績は売上300億6800万リンギ、税引き前利益は
11億7700万リンギでした。
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