マレーシア大手金融機関AMMBホールディングス(AM銀行)は純利益増加【マレーシア:金融】
マレーシア大手金融機関の一つであるAMMBホールディングス
(AMBANK:1015)(AM銀行)では、2019年6月末時点
(第1四半期)の総資産は1562億リンギ、
純利益は前年同期の3億4760万リンギから12.6%増加し、
3億9146万リンギとなりました。
収入は23億9000万リンギで10.1%増でした。
収入増加は主に顧客貸付の利息および証券の
利息収入からもたらされています。
AmBankグループの最高経営責任者Datuk Sulaiman Mohd
Tahir氏は、同銀行グループが2020年3月31日に終了する
会計年度2020年度を開始し、+8.8%の高い株主資本利益率を
達成したと発表しています。
同行ではマレーシア経済は持続的な内需に支えられ
2019年第2四半期のGDP成長率は4.9%と拡大しており、
通年では安定した状態を維持すると予想しています。
マレーシア中央銀行(Bank Negara Malaysia)は
2019年後半に政策金利を-25ベーシスポイント
引き下げました。
国内需要を支え金利がさらに低下すると
予想しています。
AMMBホールディングスはマレーシア国内で
リテールバンキング、ホールセールバンキング、
イスラムバンキング、生命保険および損害保険を
コアビジネスとする銀行グループの1つです。
同金融グループはAmBank、AmInvestment Bank、AmInvest、
AmBank Islamic、AmGeneral Insurance、AmMetLifeなどの
多くのブランドで展開しています。
メインブランドであるAmBankはリテールおよびホールセール
バンキング事業をカバーし、マレーシアで175支店、
766ATMのネットワークでサポートされています。
同行は1975年に創業者フセイン・ナジャディ氏によって
アラブマレーシア開発銀行として設立されました。
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