不動産開発大手バンコクランドがノンタブリー県で大規模投資【タイ:不動産】
タイの不動産開発大手バンコクランド(BLAND)社は、
バンコク北郊ノンタブリー県ムアントンタニ地区の
不動産開発事業に大型投資を決定しました。
同社では建設中である高架鉄道ピンクライン・スカイトレイン
の開通後に成長が予想される郊外不動産開発事業に備えて、
ムアントンタニ地区で新しい不動産プロジェクトを
開発します。
投資額は合計50~60億バーツを割り当てる予定です。
建設中のピンクラインは、カエライ地区からミンブリ地区
までを運行する予定です。
同ルートは建設中で2021年に開通予定となっています。
ノンタブリー県ムアントンタニ地区へのピンクライン延長も
承認される予定で、インパクトレイクサイド駅とチャレンジャー
ホール駅の2駅を計画しています。
ムアトンタニ地区内にある国際展示場IMPACTを運営する
Impact Exhibition Management社と、同社を所有する
バンコクランド(BLAND)社は、新しいホテル、国際会議施設、
住宅関連施設、複合プロジェクトに投資しています。
仮にピンクライン延伸プロジェクトがムアントンタニ地区に
建設された場合、同地域の土地価格は3倍になると
予測しています。
土地価格は1平方ワーあたり30万バーツに上昇し、
チェーンワタナ通りの主要エリアの価格に近付くと
しています。
交通機関が便利になれば国際展示場やコンベンションホールへの
訪問者を年間1000万~1500万人まで、およそ30~40%増加させる
と期待しています。
バンコクランド社はムアントンタニ地区に約4000ライの不動産を
所有しており、将来的におよそ約600ライを開発利用することが
できます。
同社では2019年3月に新しい商業モール「Cosmo Bazaar」を
ムアントンタニ地区で開業しています。
投資額は20億バーツでした。
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