タイのNCハウジングは介護サービスに参入【タイ:不動産】
タイ証券取引所上場の不動産開発会社NCハウジング
(NCH)社では、2019年7月の取締役会において、
99%子会社NCプロパティ・マネジメント社および
ザ・ケア・アンド・ヘルス・グループ・リミテッド・
パートナーシップ(The Care and Health Group Limited
Partnership)と、新しく合弁会社を設立すると
発表しています。
ウェルネスライフの促進、家庭内介護、介護事業を
進めて行きます。
新合弁会社の名称はシリ・アルン・ウェルネス
(Siri Arun Wellness Co., Ltd)で、
2019年8月中に設立する計画です。
高齢者やリハビリ回復期の患者向けに介護事業を手掛ける
予定で、タイ中部パトゥムタニ県に本社登記を行います。
登録資本金は2500万バーツ、NCプロパティ側が60%、
ザ・ケア・アンド・ヘルス・グループ側が40%を出資する
予定です。
NCハウジング(NCH)社は主に一戸建住宅や低層型
コンドミニアム、ゴルフコースなどを開発・販売する
不動産開発企業です。
2018年業績は売上17億8200万バーツ、
純利益9600万バーツでした。
介護・福祉事業をカバーしていくことでビジネスチャンスを
拡大し、新しい種類のビジネスから収入源を増やすことを
期待しています。
一方、2019年末には初の「バンコク都営」高齢者向け医療施設が
誕生する見通しです。
バンコク都のアサウィン知事は、都営初となる高齢者向け
医療施設が2019年末に都内バーンクンティアン区に開業すると
発表しています。
ベッド数300床、年間90万人に治療やリハビリを行う予定です。
同施設は海岸近くの土地35ライで建設しています。
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