タイ国内の2019年6月新車販売台数は前年同月比2.1%減【タイ:自動車】
タイ工業連盟(FTI:Federation of Thai Industries)の
自動車部会がまとめたタイ国内の2019年6月の新車販売台数は、
前年同月比-2.1%減で86,048台、30カ月ぶりに前年同月
実績を割り込んだことを発表しています。
背景として国内経済の冷え込み、自動車ローン審査の
厳格化が影響したとされています。
一方、2019年上半期(1~6月)の販売台数は前年同期比
7.1%増の523,770台でした。
当初の予想では、2019年タイ国内自動車販売台数は
2018年の104万台(19.5%増、5年ぶりの高水準)に
続いて2.4%増の105万台となる見込みでしたが、
販売台数100万台になるかは微妙になってきています。
タイは世界のトップ自動車メーカーの自動車生産と
輸出拠点になっています。
タイ国内の自動車生産台数は、2019年6月が前年同月比
8.5%減の172,878台、2019年上半期(1~6月)が
0.9%増の1,065,945台でした。
輸出では、2019年6月は前年同期比2.4%増で
97,575台でした。
主にアジアとヨーロッパ向け台数が好調であったと
しています。
2019年上半期(1~6月)は-0.3%減の559,861台でした。
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