マレーシアの不動産・建設大手IGBコーポレーション、企業解説【マレーシア:不動産】
マレーシアの不動産開発大手企業IGBコーポレーション
(IGB:1597)では2018年10月にマレーシア不動産王と呼ばれた
Datuk Tan Chin Nam氏が92歳で死去しています。
同氏はマレーシアの先駆的な不動産グループの1つである
IGB Corp Bhdの共同創設者として不動産開発分野において
目覚ましい活躍をしました。
1979年に最初の高級マンションDesa Kudalari、
1988年に最初のホテルアパートメント
Micasa All Suites Hotel、1993年に最初のゲート
コミュニティSierramasなど、マレーシア国内で多くの
不動産開発を手掛けました。
2019年になりIGBコーポレーション社の領域は
住宅、ホテル、ホスピタリティー、複合開発など
さまざまなタイプの不動産に関して建築、所有、
管理を行っています。
IGBコーポレーション(IGB:1597)は不動産開発大手として
不動産投資事業、管理事業、ホテル経営、建設事業などを
手掛けています。
不動産開発事業部門(コンドミニアム、バンガロー、一戸建て、
オフィス関連施設)
不動産投資&管理事業部門(賃貸収入、管理事業)、
ホテル経営事業部門、建設事業部門の4つの関連事業が
あります。
有名な開発地区ではクアラルンプールセンター駅から近い
ミッドバレーシティ(Mid Valley City)があります。
ここでは9.7エーカーの敷地にハイエンドショッピングモール
ザ・ガーデンズモール(The Gardens Mall)を開発しました。
また、同敷地では巨大商業施設ミッドバレーメガモール
(Mid Valley Megamall)も建設しました。
マレーシア連邦直轄領クアラルンプールのフェデラル
ハイウェイ沿いに位置し、東南アジア最大規模の
ショッピングモールとなっています。
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