ホアランポーン駅からラックソーン駅までの地下鉄MRTは2019年8月開業予定【タイ:インフラ】
タイ地下鉄MRTブルーライン延伸線にはホアランポーン駅
(Hua Lamphong)~ラックソーン駅(Lak Song)まで、
13.8㎞・合計11の新駅があり、2019年8月に運行開始する
予定です。
その影響で2019年後半に発売される新しいコンドミニアム
供給数は、バンコクの西部地区がもっとも多くなると
予想されています。
特にBTS駅のタラートプルー駅(Talat Phlu)が最も開発の多い
エリアになるとしています。
英国系不動産コンサルタントColliers International
Thailandのリサーチ部門では、地下鉄MRTの延伸線は
ペットカセム通りを走るエリアが多く、
その周辺でコンドミニアム新規供給が多いとしています。
2019年上半期、タープラからラックソーンまでの地域で
未販売コンドミニアム戸数は3,233戸数あり、
総供給16プロジェクト、13,087戸数(開発合計256億バーツ)
のうち25%がまだ販売成約されていません。
販売進捗率はこれまで低い推移、スローペースと
なっていました。
既存コンドミニアムが多数あるため、新規コンドミニアムの
供給に関しては開発者が注意を払うべきエリアとなっています。
2019年下半期のバンコク首都圏エリアでの新規コンドミニアム
供給量は、多くのマイナス要因によって前年同期比26%減の
約32,000戸となる見通しです。
BTS駅のタラートプルー駅近くでは4社による4件の新規供給
プロジェクトで合計5,261戸数があります。
AP(Thailand)(AP)社1,971戸数、Sansiri(SIRI)社1,600戸数、
Pruksa Real Estate(PSH)社910戸数、Sena Development(SENA)
780戸数、これらはすべてタイ証券取引所上場の不動産開発企業に
よるものです。
単価は1平方m当たり95,000~130,000バーツとされています。
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