タイ携帯通信1位のAISは光ファイバー回線の顧客拡大を目指す【タイ:インターネットインフラ】
タイ国内1位の携帯電話通信事業者アドバンスド・インフォ・
サービス(ADVANC)では、固定ブロードバンドインターネット
「AIS Fiber」の顧客拡大を目指しています。
同社は後発でブロードバンド市場では2019年時点で4位ですが、
2022年までにトップ3になるとしています。
同市場トップはトゥルー・インターネットが330万世帯の
加入者を有しています。
2位はトリプルスリーブロードバンドが300万世帯、
続いて国営のタイ電話公社TOTが120万世帯となっています。
AIS社の加入者は約82万世帯で市場シェアは8%程度ですが、
2019年中に100万世帯を目指します。
AISオプティカルファイバー社は2015年に設立され、
光ファイバーを整備し、高速ブロードバンドネットワークを
構築するとして同市場へ進出しました。
AISでは携帯電話通信で契約数4100万件を保有しているため、
今後この顧客基盤からのシフト、家庭内高速インターネット回線の
普及を目指していくとしています。
同社では業務とサービスの拡張に50億バーツを費やす計画を
打ち出しています。
親会社アドバンスド・インフォ・サービス(ADVANC)の
2018年業績は売上1708億3500万バーツ、
純利益296億8200万バーツでした。
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