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デジタルTV番組企業の撤退や閉鎖が続く予想【タイ:TVメディア】

タイのデジタルテレビ放送は厳しい経営環境に
置かれており、政府が撤退する事業者向けに救済措置を
実施することになりました。
今後、赤字が継続しているデジタルTV番組企業の撤退や
閉鎖が続くと予想されています。

2019年6月、タイ政府傘下のタイ国家放送通信委員会
(NBTC)はデジタルテレビ局ブライトTV20(Bright TV 20)が
2019年8月にデジタルTV放送を終了すると発表しました。

Bright TV 20では、競争が激しく経営環境が厳しい
デジタルテレビに対する政府の救済措置を受けて撤退すると
発表しています。
撤退するデジタル放送企業は今後7社まで増える見通しです。

Bright TV 20は3AA Marketing社という名前で、
Channel5の番組制作を長年手掛けてきました。

タイ政府の救済措置によってデジタル放送を停止する
番組企業各社には、未払い事業権料を免除するほか、
事業権の落札価格や放送期間、純利益などに応じた
補償金が支払われます。

Channel19には5億50万バーツ、Spring26(旧Now26)には
6億7570万バーツが支払われるとしています。
Bright TV 20は3億7200万バーツの補償金を受け取る
予定です。

NBTC事務局ではデジタルテレビ事業に対する救済条件と、
撤退を決定した7つのTVチャンネルに対する補償を正式に
承認したと発表しています。
7つのTVチャンネルへの補償額合計は29億バーツに達すると
予想されています

6つの事業者を通じた7つのデジタルTVチャンネルは、
Spring19 Channel、Spring26、VoiceTV21、Bright TV 20、
Channel3-Family1、Channel3-SD28、MCOT14となっています。
2019年8月以降、タイのデジタルTVチャンネル数は22から
15に減少します。

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