フィリピン国営発電公社はボホール島の電化計画を推進する【フィリピン:発電・エネルギー】
フィリピン国営発電公社(Napocor)では、
ボホール島周辺にあるBalicasag島とCuaming島における
二つの太陽光・ディーゼルハイブリッド発電プロジェクト
(50KW)の設計、供給および設置の契約を入札すると
しています。
Napocorの理事会は投資額5600万ペソを承認し、
同社の目指す2020年電化計画の推進力を高めることを
望んでいます。
ボホール島はフィリピン中部ビサヤ諸島にある国内
10番目の大きさを持つ島です。
島全体がボホール州で人口は約114万人、
面積は約4117km2です。
同計画では、対象17地域が太陽光・ディーゼルハイブリッド
発電システムへ移行され、そのうち8地域で電力貯蔵用
バッテリーを備えた太陽光発電設備が設置される
見通しです。
フィリピン・エネルギー省(DOE:Department of Energy)に
よると、2018年末時点でフィリピン国内のおよそ300万世帯
近くがまだ電気供給されていませんでした。
世界的に電化率は89%に固定されていますが、
フィリピンではDOEのデータによると世帯普及電化率は
約88%でした。
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